ブログを書いてみたいけれど、文章を考えるのが苦手。
そんな方にとって、AIは心強い存在になるかもしれません。
最近では、ChatGPTなどのAIを使って文章を作ることも、珍しくなくなってきました。
ただ、実際に使おうとすると、こんな疑問も出てくるのではないでしょうか。
「AIに記事を書いてもらってもいいのだろうか」
「AIが書いた文章をそのまま公開しても大丈夫なのだろうか」
「自分らしい文章ではなくなってしまうのではないか」
私も現在、ブログの記事作成にAIを利用しています。
63歳でブログの勉強を始め、64歳になった今は4つのブログを運営していますが、記事作成ではAIに助けられることが少なくありません。
特にありがたいのは、記事全体の流れを整理してくれることです。
ただし、AIが作った文章を、そのまま公開しているわけではありません。
自分なら使わない言葉を直したり、実際に経験したことを付け加えたりしています。
また、AIが教えてくれた情報をすべて信用することもしません。
私にとってAIは、記事作成を手伝ってくれる存在です。何を書くか、どの言葉を使うか、最終的に何を公開するかは自分で決めています。
今回は、私が実際に行っているAIとの記事作成の進め方と、AIに任せること、自分で判断することについてお話しします。
私がブログ記事の作成でAIに一番助けられていること
AIを使っていて、私が一番助かっているのは、記事全体の流れを作ってくれることです。
ブログの記事を書くときは、伝えたいことがあっても、それをどの順番で説明すればよいか迷うことがあります。
最初に何を書き、途中で何を説明し、最後にどうまとめるのか。
これを一から考えるのは、意外と大変です。
しかし、AIにテーマや自分の考えを伝えると、記事の構成を整理してくれます。
そのため、私は出来上がった流れを確認しながら、内容の修正に集中できます。
記事全体の流れを作ってくれる
私の場合、まず書きたいテーマについてAIと相談します。
その後、記事の見出しや、それぞれの見出しで何を説明するのかを整理してもらいます。
構成を確認してから本文を作るので、最初から最後まで自分で文章を組み立てる必要がありません。
もちろん、AIが考えた構成が必ずよいとは限りません。
自分が伝えたいことと違っていれば、そこで修正します。
それでも、最初から記事全体の流れが見えていると、作業はずいぶん進めやすくなります。
文章を一から考えることより、出来上がった文章を読んで、自分の考えに合っているかを確認することに時間を使える。
これが、私にとってAIを利用する大きな利点です。
思いついたことを、そのまま伝えても文章にしてくれる
もう一つ助かっているのが、思いついたことをそのまま伝えられることです。
記事を書いている途中で、
「ここに、こんな経験を付け加えたい」
「もう少し、自分の考えを説明したい」
と思うことがあります。
そんなとき、私は最初からきれいな文章を考えて入力しているわけではありません。
頭に浮かんだことを、思うままにAIへ伝えています。
すると、その内容を整理して、記事の流れに合う文章にしてくれます。
もちろん、その文章も再び読み直します。
自分の考えと違うところがあれば修正しますし、使いたい言葉があれば言い換えます。
自分の経験を伝えることと、それを読みやすい文章に整理することを分けて考えられる。
これも、AIを使っていて便利だと感じるところです。
AIが書いた文章を、そのまま使わない理由

AIが作った文章を読んでいると、内容としては間違っていなくても、少し違和感を覚えることがあります。
それは、事実が間違っているということではありません。
言葉の使い方や表現が、自分の普段の話し方とは違うのです。
間違いではなくても、自分なら使わない表現がある
AIの文章には、時々「いかにもAIが書いたようだな」と感じる表現があります。
ただ、そうした表現だけを直しているわけではありません。
一般的には自然な言い方でも、私なら別の言葉を使うと思うことがあります。
例えば、同じ内容を伝えるにしても、言葉の選び方や文章のつなぎ方は人によって違います。
私にも、自分なりの言葉の使い方があります。
そのため、AIが作った文章を読みながら、
「ここは、私ならこう書く」
と思ったところは修正します。
文章として正しいかどうかだけではなく、自分の考えや話し方に合っているかを大切にしています。
AIを使うからといって、すべてをAIの言葉に合わせる必要はないと思っています。
自分の経験や考えを付け加える
実際に、直前に作成した記事でも、このような修正を行いました。
「ブログのテーマは途中で変えてもいい?64歳の私が4つのブログを始めた理由」という記事です。
この記事では、私が芸能人トレンドブログから始め、釣りブログや人生ブログなど、4つのブログを運営するまでの経緯を紹介しました。
AIに経験を説明し、記事全体の流れを作ってもらいました。
その後、出来上がった文章を読んでいて、もう一つ付け加えたいことが出てきたのです。
それは、これまでの経験を、単なる回り道だったとは思いたくないという考えでした。
私は長年、バレーボールやゴルフといったスポーツに取り組んできました。
音楽でも、ギターやドラムを経験してきました。
その中で、基本を身に付けることの大切さを感じてきました。
基本があるからこそ、何か問題が起きたときにも、自分で考えて対応できるのではないか。
私は、ブログにも同じようなことが言えるのではないかと思っています。
そこで、その考えをAIに伝え、記事の一部分を書き直してもらいました。
最初にAIが作った文章にも、記事としての流れはありました。
しかし、私がスポーツや音楽で経験してきたことは、私が伝えなければ記事には入りません。
AIが文章を整理してくれても、その文章に何を込めるかは自分次第なのだと思います。
この修正を加えた記事は、こちらで紹介しています。
ブログのテーマは途中で変えてもいい?64歳の私が4つのブログを始めた理由
AIは以前のやり取りも参考にしてくれる
私が考える「AIの熟成」とは
私は、AIは使い続けることで「熟成していく」ようなものではないかと考えています。
最初から、自分の希望どおりに文章を作ってくれるわけではありません。
記事を作ってもらっても、自分なら使わない表現があったり、以前に伝えたことが反映されていなかったりすることがあります。
そんなとき、私はその都度、修正をお願いしています。
「この言葉は使わないようにしてほしい」
「前回はこういう形にしたので、今回も同じようにしてほしい」
「これは今後の記事作成のルールにしてほしい」
このようなやり取りを繰り返してきました。
すると、以前に伝えた希望が、次の記事作成にも反映されることがあります。
もちろん、毎回必ず反映されるわけではありません。忘れていることもあれば、こちらが改めて説明しなければならないこともあります。
それでも、修正を重ね、必要なことをルールとして整理していくことで、少しずつ自分の希望に合った作業ができるようになってきたと感じています。
私は、この過程を「AIの熟成」と呼んでいます。
AIそのものが人間のように経験を積んで成長しているという意味ではありません。
AIとのやり取りを積み重ねながら、自分に合った使い方を作り上げていく。その過程が、私には熟成という言葉に近く感じられるのです。
これは、ブログの記事作成を続けてきたからこそ感じることかもしれません。
最初から完璧な文章を求めるのではなく、使いながら修正し、自分の希望を伝えていく。
その繰り返しも、AIを上手に活用するための一つの方法だと思っています。
AIを使い続けていて便利だと感じるのは、以前に伝えたことを、次の作業にも生かしてくれる場合があることです。
人間が過去のやり取りをすべて覚えておくのは、なかなか大変です。
私自身も、以前どのような記事を書いたのか、どんなことを決めたのかを、AIに質問することがあります。
記事作成のルールを繰り返し説明しなくて済むことがある
例えば、私は記事を作成するときに、いくつかの希望を伝えています。
- 記事は一度に何本も作らず、1本ずつ進める
- 自分が経験していないことを、経験したように書かない
- 記事の構成を確認してから本文を作る
- 本文画像を入れる位置を、記事の中に明記する
- 修正箇所を説明するときは、記事の先頭から順番に示す
こうしたことを伝えておくと、次の記事を作るときにも反映される場合があります。
実際、今回の記事でも、本文画像を入れる位置を明記する方法を使っています。
以前の作業で決めたことを、次にも生かせるのは便利です。
ただし、ここで一つ注意しておきたいことがあります。
AIの記憶が必ず正しいとは限らない
AIは、以前のやり取りを参考にできることがあります。
しかし、すべてを正確に覚えているわけではありません。
過去の記事タイトルやURLなどについて、私が確認し直したこともあります。
AIが覚えていると思っていた情報が、実際には違っている場合もあるのです。
そのため、私はAIが答えたことを、必ず正しいとは考えていません。
特に、記事のタイトルや内部リンクのURLなど、間違えると読者に迷惑がかかる情報は確認が必要です。
AIの記憶は便利ですが、確認しなくてもよいという意味ではありません。
この点は、使い続けるほど意識しておきたいところです。
AIの情報をうのみにしないために私がしていること
AIを利用すると、さまざまな質問に答えてくれます。
分からないことを調べたり、記事の内容を考えたりするときには、とても便利です。
ただし、AIの回答には、事実と違う情報が含まれることもあります。
もっともらしい説明であっても、必ず正しいとは限りません。
納得できない情報は自分でも調べる
私も、AIの回答を読んで、
「本当にそうなのだろうか」
と思うことがあります。
そのようなときは、AIの説明だけで判断せず、自分でも調べるようにしています。
もちろん、記事に書く情報をすべて細かく確認するのは、簡単なことではありません。
それでも、疑問を感じたところや、記事の内容に大きく関わる部分については、できるだけ確認したいと思っています。
特に、実際に経験したことと違う説明が出てきた場合は、そのまま使わないようにしています。
AIは便利な道具ですが、記事の内容に責任を持つのは、最終的には公開する自分自身だからです。
再確認しても曖昧なら記事に載せない
自分で調べても、はっきりしないことがあります。
そんなときは、もう一度AIに質問することもあります。
最初の回答とは違う聞き方をしたり、どのような根拠があるのかを確認したりします。
それでも答えが曖昧な場合は、無理に記事へ入れないようにしています。
分からないことを、分かったことにして書く必要はないと思うからです。
もちろん、AIに何度も質問したからといって、必ず正しい答えが得られるわけではありません。
だからこそ、自分でも確認し、それでも判断できない情報は使わない。
今の私は、そのように考えています。
AIが答えてくれたことと、確認できた事実は同じではありません。
この違いは、ブログの記事を書くうえで大切にしたいことです。
私が実践しているAIとの記事作成の進め方

ここまで、AIに助けられていることと、自分で判断していることを紹介してきました。
では、実際にどのような順番で記事を作っているのか。
現在の私の進め方を、簡単に整理してみます。
① 書きたいテーマを考える
最初に、どのような内容の記事を書くのかを考えます。
自分の経験からテーマを考えることもあれば、AIと相談しながら候補を出すこともあります。
ただし、最終的に何を書くかは自分で決めます。
② 自分の経験や考えをAIに伝える
テーマが決まったら、その記事に関係する経験や考えを伝えます。
最初から整った文章で説明する必要はありません。
思いついたことを、そのまま入力することもあります。
大切なのは、実際に経験したことや、自分がどう考えているかを伝えることです。
③ AIに記事の構成を整理してもらう
伝えた内容をもとに、記事全体の構成を作ってもらいます。
どの順番で説明すれば読者に伝わりやすいのか、見出しごとに何を書くのかを整理してもらいます。
ここで内容を確認し、必要があれば修正します。
④ 構成を確認してから本文を作ってもらう
記事の流れに納得できたら、本文を作ってもらいます。
私の場合、構成を確認せずに、いきなり完成記事を作る方法は取っていません。
最初に方向を確認しておいた方が、あとから大きく書き直すことを減らせると感じているからです。
⑤ 自分なら使わない言葉を修正する
出来上がった本文を読み、自分の言葉に合っているかを確認します。
AIらしいと感じる表現だけでなく、一般的には自然でも、自分なら使わない言葉があれば修正します。
記事の流れができているので、こうした細かな修正に集中できます。
⑥ 足りない経験や考えを追加する
読み返している途中で、付け加えたいことが出てくる場合もあります。
そんなときは、その内容をAIに伝えて文章にしてもらいます。
そして、出来上がった文章をもう一度読み直します。
今回紹介したスポーツや音楽の経験を追加したときも、この方法でした。
⑦ 情報を確認してから公開する
最後に、記事の内容を確認します。
自分の経験と違うことが書かれていないか。
数字や事実に間違いがないか。
内部リンクのタイトルやURLが正しいか。
疑問が残る情報を、無理に載せていないか。
こうした点を確認してから、記事を公開します。
この7つの流れが、現在の私の記事作成の基本になっています。
もちろん、これから使い方が変わることもあると思います。
AIの機能も変わっていきますし、私自身もまだ学んでいる途中です。
それでも、AIに手伝ってもらう部分と、自分で考える部分を分けるという考え方は、これからも大切にしたいと思っています。
AIを使ったブログ記事の作成については、以前の記事「60代がChatGPTでブログを書く方法」でも紹介しています。
また、私が63歳からブログを学び始めた経験については、「60代からブログを始めるには何を勉強する?63歳から学んだ私の経験」にまとめています。
まとめ|AIに文章を任せても、記事の中身は自分で決める
私は現在、ブログの記事作成にAIを利用しています。
一番助かっているのは、記事全体の流れを整理してくれることです。
自分が伝えたい経験や考えを入力すると、AIが文章にまとめてくれます。
そのため、私は出来上がった文章を読み、自分の言葉に直したり、足りない内容を付け加えたりすることに集中できます。
また、以前のやり取りを参考にしてくれることもあり、継続して使う便利さも感じています。
ただし、AIの記憶や回答が必ず正しいわけではありません。
疑問に感じたことは自分でも調べ、確認してもはっきりしない情報は記事に載せないようにしています。
AIに文章作成を手伝ってもらうことと、記事の内容をAI任せにすることは違う。
私は、そのように考えています。
これからブログを書いてみたい方も、最初から長い記事を作る必要はないと思います。
まずは、自分が経験したことを一つ選び、AIに伝えて短い文章に整理してもらってはいかがでしょうか。
そして、その文章を読んでみてください。
「ここは自分ならこう言う」
「この経験も付け加えたい」
そう思ったところを直していけば、少しずつ自分の言葉が入った文章になっていくと思います。
AIは、私にとって便利な記事作成の手助けです。
しかし、何を伝えたいのかを考え、最終的に記事を完成させるのは自分自身です。
これからもAIの力を借りながら、自分の経験や考えを大切にしたブログを書いていきたいと思っています。
AIとのやり取りを続け、そしてAIも進化し、さらに熟成をさせることによって、いずれは記事を書くことも自動化は可能と考えています。もうそれもできる時代は来ています。

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