60代からブログを始めようとすると、最初に迷うのが「何を書けばいいのか」です。
私も最初から迷わず進めたわけではありません。63歳でブログを始め、最初は芸能人のトレンドブログに取り組みました。200記事以上書いても、収益は数円から多い時で100円台ほど。あとから規制の影響もあり、今はほぼゼロに近い状態です。
そのあと釣りブログを作り、釣りをする芸能人の記事から始めて、途中から釣具や関連商品の記事も書くようにしました。すると、商品記事を書き始めて15日ほどでAmazonの初報酬が発生しました。
この経験から感じているのは、60代のブログテーマは「すごい専門家であること」よりも、「自分の経験を、読者の悩みに変えられること」のほうが大事だということです。

60代のブログテーマは「好きなこと」だけで決めない
ブログテーマを考えるとき、「好きなことを書けばいい」と言われることがあります。もちろん、それも間違いではありません。
ただ、収益化まで考えるなら、好きなことだけでは少し弱いと感じています。なぜなら、読者は日記を読みに来るというより、「自分の悩みを解決したい」「買う前に失敗したくない」「同じ年代の人はどうしているのかを知りたい」と思って検索するからです。
私の場合、釣りをものすごく極めているわけではありません。それでも釣りブログで成果が出始めたのは、初心者に近い目線で、商品選びや疑問を記事にできたからだと思っています。
つまり、テーマ選びでは「自分が語りたいこと」と「読者が知りたいこと」の重なる場所を探すことが大事です。
私が遠回りしたテーマ選び
最初に取り組んだ芸能人トレンドブログでは、話題になっている人を調べて、検索されそうな内容を書いていきました。スクールで学んだ型もあり、とにかく記事数を増やしました。
でも、そこには自分自身の経験を入れられる余地があまりありませんでした。記事を書いても、自分だから書ける部分が薄く、読者との距離も近くなりにくかったのだと思います。
さらに、芸能人系の記事は規制やルール変更の影響も受けやすいです。実際に、以前は少しだけ発生していた収益も、今はほぼなくなりました。
この失敗は痛かったですが、あとから考えると大事な経験でした。「検索されそうだから書く」だけでは、自分のブログとして積み上がりにくい。そう気づけたからです。
釣りブログで変わったこと
釣りブログでは、最初に釣りをしている芸能人を20人以上取り上げました。その後、釣具や関連商品の記事を書き始めました。
大きく変わったのは、読者の検索意図が見えやすくなったことです。釣具を調べている人は、「どれを選べばいいか」「初心者でも使いやすいか」「似た商品と何が違うか」を知りたいはずです。
そこに、自分なりに調べたこと、迷ったこと、初心者目線で気づいたことを入れると、記事が単なる商品紹介ではなくなります。
結果として、商品記事を書き始めて15日ほどでAmazonの初報酬185円が発生しました。金額だけ見れば小さいですが、64歳の私にとっては「自宅で書いた記事から報酬が発生した」という大きな一歩でした。
実績の詳しい流れは、こちらの記事にもまとめています。
64歳のブログ副業実践記|釣りブログのアイテム記事開始15日で初報酬が出ました
60代がテーマを考えるなら、この3つから探す
私なら、60代からブログテーマを考えるとき、まず次の3つに分けて書き出します。
1. 続けてきたこと
仕事、趣味、家事、地域活動、家族との関わりなど、長く続けてきたことです。
私の場合は、自動車整備の仕事、木材市場や林業関係の仕事、釣り、音楽などがあります。本人にとっては当たり前でも、これから始める人にとっては十分に役立つ情報になることがあります。
2. 困ったこと
失敗したこと、遠回りしたこと、不安だったこともテーマになります。
たとえば私なら、芸能人トレンドブログで思うように収益が出なかったこと、WordPressの設定でつまずいたこと、AIを使い始めるまでの不安などです。
成功談だけを書くより、「ここでつまずいた」「これは思ったより難しかった」と書いたほうが、同じ年代の読者には届きやすいと感じています。
3. 最近覚えたこと
60代から新しく覚えたことも、実はかなり強いテーマになります。
ChatGPT、ブログ、アフィリエイト、WordPress、中古ドメインなど、若い人にとっては当たり前でも、同世代にはまだ不安に感じる人が多いものがあります。
「できる人が教える」のではなく、「少し先に始めた人が、同じ年代に向けて伝える」形にすると、無理に背伸びしないブログになります。
テーマを記事に変える簡単なメモ
テーマ候補が出てきたら、いきなり記事を書かず、次のようにメモしてみると考えやすいです。
- 昔の自分が困っていたこと
- 同年代の人が不安に感じそうなこと
- 買う前、始める前、申し込む前に知りたいこと
- 自分が実際にやってみて分かったこと
たとえば「釣り」なら、ただ釣り日記を書くのではなく、「初心者が最初に迷う釣具」「高い道具を買う前に確認したいこと」「同年代でも扱いやすい道具」といった記事にできます。
「ブログ副業」なら、「60代でもWordPressを使えるのか」「初報酬までに何日かかったのか」「中古ドメインは本当に必要なのか」といった記事になります。
このように、自分の経験を読者の悩みに置き換えると、テーマが記事に変わっていきます。
やめたほうがいいテーマの決め方
逆に、私が避けたほうがいいと思うのは、収益単価だけでテーマを決めることです。
もちろん収益化を目指すなら、商品やサービスにつながるかは大切です。でも、自分の経験も興味もないテーマを選ぶと、調べるだけで苦しくなります。記事に自分の言葉も入りにくくなります。
また、「60代の生活」のように広すぎるテーマも注意が必要です。広すぎると、何を書けばいいか分からなくなります。
最初は「60代からのブログ副業」「初心者目線の釣具選び」「定年後に自宅でできる小さな収入作り」のように、少しだけ絞ったほうが書きやすいです。

私なら最初の10記事はこう考えます
もし今から60代向けのブログを新しく始めるなら、最初の10記事は「自己紹介」よりも「読者が検索しそうな悩み」から考えます。
- 60代からブログを始めるのは遅いのか
- ブログテーマは何を選べばいいのか
- 年金生活でもブログ副業は始められるのか
- パソコンが得意でなくても記事を書けるのか
- ChatGPTを使うと何が楽になるのか
- 初報酬までに何をしたのか
- 失敗したブログテーマは何だったのか
- 中古ドメインを使って感じたこと
- 趣味ブログで商品紹介をするときの考え方
- 同年代に向けて書くときに気をつけていること
このように並べると、自分の経験を出しながら、読者の悩みにも答えられます。
まとめ:60代のテーマ選びは、人生を棚卸しすることから始まる
60代からブログを始めるとき、若い人と同じ土俵でスピードや知識量を競う必要はないと思っています。
むしろ、長く生きてきたからこそ書けることがあります。仕事で覚えたこと、失敗したこと、体がきつくなって働き方を考え直したこと、新しいことに挑戦して戸惑ったこと。
そういう経験は、同じように悩んでいる人にとって参考になります。
大切なのは、自分語りで終わらせず、「昔の自分と同じように困っている人へ向けて書く」ことです。
ブログテーマは、特別な肩書きがなくても見つかります。まずは続けてきたこと、困ったこと、最近覚えたことを書き出してみる。そこから、読者の悩みに変えられるものを選んでいけばいいと思います。
※この記事は私個人の実践記録です。ブログの成果には個人差があり、同じ方法で収益を保証するものではありません。
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